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岩手県情報サービス産業協会(IISA)では、株式会社岩手ソフトウェアセンターと共催し、令和4年度研修事業の一環として、「IISA技術セミナー プロジェクトマネジメント実践講座≪プロジェクトシミュレーション編≫」を令和4年10月13日(木)・14日(金)の2日間で開催いたしました。
「プロジェクトマネジメント実践講座≪プロジェクトシミュレーション編≫」では、臨場感溢れたプロジェクト・シミュレーションソフト(OnTrack)を用いて、総合的なプロジェクトマネージャあるいはリーダーとしての判断力・統率力を高めました。
プロジェクトの実行と監視・コントロールをシミュレーションソフトによって体験学習し、シミュレータの中では、メンバーの問題、顧客からの仕様変更や技術的な問題、テスト段階での手戻りといった実際のプロジェクトでも起こりうる、判断が必要な場面を参加者同士で話し合い、対策を打っていきました。対策が適切でなかった場合、メンバーのモチベーションの低下、コスト増、納期に間に合わないということなど、研修だから許される「失敗」(および「成功」)を経験し、原因を考え、現実の世界に置き換えながらリアルな今後につながる気づきを得ておりました。
シミュレーションだからこそできる実施・監視コントロールに焦点をあて、知識中心の研修ではなく体験型研修として多くのプロジェクト運営の実践的な気付きを得る研修となりました。
ご参加いただいた皆様からの感想を紹介させていただきます。
◇現実と似た状況で、問題に対する対応を体験できていると感じた。
◆シミュレーションでは、これまで意識的にできていなかった部分を改めて認識させられた。
◇実際に適用していくにはどう捉えるか、失敗からどう考えるかをシミュレーションを通して理解できるので、まさに求めている研修だった。
◆とてもエキサイティングな体験ができた研修だった。
◇シミュレーションでは大いに反省点を出せたので、会社に戻ってからでも活かせるように、今あるものから見直していきたい。
◆ソフトといっても現実の世界と照らし合わせることで発生したイベントの裏に潜むことに気づくことができた。
等々、沢山のご感想をいただきました。
ご参加いただきました皆様、本当にありがとうございました。
「プロジェクトマネジメント 実践講座≪プロジェクトシミュレーション編≫
~意思決定がプロジェクトを左右する!PM・リーダーとしてどう判断するか?~」
講師:株式会社管理工学研究所 銅谷 克樹 氏
講座内容
【1日目】
・オリエンテーション
・PM知識の整理
・リソース割当て及びシミュレーション等の計画
・シミュレーション・プロジェクトの実行(前半)
・前半の結果の整理と報告
【2日目】
・前半での決定事項等の振り返り
・振り返りに基づく後半の際計画
・シミュレーション・プロジェクトの実行(後半~完了)
・後半の結果の整理と報告
・後半での決定事項等の振り返り
・全体の振り返りと整理