Event
岩手県情報サービス産業協会(IISA)は、平成29年度の研修事業の一環として、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)様のご協力をいただき、平成29年10月20日(金)に「IISA技術セミナー」をマリオス18階 187会議室にて開催いたしました。
IISA技術セミナーでは、29名の方にご参加いただき、熱心にメモを取る姿も見受けられました。
ご参加いただいた皆様へ講演終了後にアンケートのご協力をいただき、皆様のアンケートからは、今回のセミナーに満足していただけたことが窺えました。
また、今回いただいたご意見を踏まえ、次回のセミナーでもご参加いただいた皆様のお役にたつよう、より内容を充実させたいと思っております。
ご参加いただきました皆様、本当にありがとうございました。
【講演1】
IPA/SECにおける上流工程の取組みについて ~上流工程を対象としたガイドブック全体概要~ |
講師:IPA/SEC 研究員 山本 英明 氏 |
【概要】 プロジェクトの失敗を減らし、構築システムの品質要求に応え、対象システムにより実現されるビジネスによって、高い価値をもたらすことを目的とした活動を開始しました。 本公演では、二つのガイドブックを発行するに至った背景と各ガイドの全体概要を解説します。 |
【講演2】
手戻りをなくす要件定義のための勘どころ ~要件定義ガイドの活用~ |
講師:IPA/SEC 研究員 村岡 恭昭 氏 |
【概要】 要件定義における抜け、漏れ、あいまいな仕様等による後工程からの手戻りを削減し、成果物の品質を上げるための「ユーザのための要件定義ガイド」を発行しました。解決のための勘どころや、作成するドキュメントの不備をなくし、手戻りを減らすためのポイントや留意点を解説しています。今回は現場で役立つ事例を交えて、ポイントを解説します。 |
【講演3】
システム再構築におけるリスク把握から対策の合意まで ~再構築ガイドの活用~ |
講師:IPA/SEC 研究員 山本 英明 氏 |
【概要】 再構築を築くためには、上流工程においてリスクを明らかにして、その対策をユーザー企業とベンダ企業で合意することが重要です。企業の現場における知見やノウハウをまとめた「システム再構築を成功に導く」を発行しました。ユーザが既存システムの再構築を計画する際に、最適な手法を選択し、正確かつベンダ企業との齟齬を生じさせない「システム化計画」の策定を支援します。今回はユーザ企業とベンダ企業が合意形成する際に役立つ事例を交えて、ポイントを解説します。 |